こんにちは、天野晃治（Cozy）です。２０１３年スタート月も最終週ですね。年初に立てた【自分の今年のテーマ・目標】の進捗度はどうですか？日々の忙しさにかまけて、優先順位が逆にならないように注意しましょう。

世界№１コーチとも言われるアンソニー・ロビンズの日本代理人・クリス岡崎氏は、安易な「頑張ります！」という言葉に注意を投げかけます。

どうしてもクリアしたい目標や課題がある時に、ただ「頑張ります」という言葉は、「頑張ったつもりだったけれど、出来ませんでした」という前もっての言い訳を含んでいるとの指摘。

「最後までやり抜くぞ！」「何が何でもやるぞ！」ぐらいでないと！との指摘。お互い心したいですね。。。

まだまだインフルエンザが流行しており、ご注意下さい。また、今年のスギ・ひのき花粉飛散量は多いです（愛知県では昨年の６倍！）。来月中旬より飛散開始ですので、花粉対策・予防の情報発信もお忘れなく。

■今日のテーマは、『お客さんが欲しいのはモノではない』　

今朝の日経流通新聞にタクシー業界の記事が。タクシー離れで厳しい環境下にあって、タクシー業界もただ車を走らせて【お客を拾う時代から、お客さんに選んでもらう時代】へ。

かのピーター・ドラッカー博士が指摘する【顧客を作る！】という視点から、タクシー業界も「移動＋α」のサービスで顧客を作っていくために、

◇介助付き「ケアタクシー」

◇塾通いなどの子供だけを運ぶ「キッズタクシー」

◇高齢で普通の団体ツアーのペースについていけなくなった方への「観光タクシー」

お客さんが欲しいのはモノ・サービスそのものではなく、それによって経験できるもの、それによって期待できる生活シーン、それによって解決できるもの。

◇母親はスーパーでお菓子を買う時、本当に欲しいのはお菓子ではなく、子供が喜ぶ姿を見ること【幸せ感】

◇雰囲気のいい場所でのランチは、その店のパスタやサラダにお金を払っているんだけど、欲しいのはそれと共にリラックスできる・会話を楽しめる【雰囲気】

◇デジカメを買うのは、ただ撮るのではなく、あとで○○を楽しみたいから。

◇少しリッチなスキンケア商品を買うのは、それによって自分の肌をいつまでも○○歳のように維持したいから。

市場環境が、【製品主導】から【価値主導】に変わってきています。売り手目線から買い手（お客さん）目線に変えることで、今まで気づかなかった色々なアイデア・切り口が出てきます。

お客さんに商品・サービスの価値を伝え、実感してもらい、喜んでいただく。その結果として、リピート客になってもらう関係性をつくっていく。仕事をしていく以上は、そういう形を志向したいですね。

「あなたから買いたい！」「どうせなら、あなたのところで！」「あなたがそう言うんだったら買うわ！」という存在を目指して。。。

2013年１月28日（Vol. 107）

天野商事株式会社 　　代表取締役　

栄ミナミ男声合唱団 　　所属(幹事)

金城学院大学薬学部　協力会 愛知県医薬品卸協同組合　理事