こんにちは、天野(Cozy)です。今年も残すところ2週間ですね。
昨日の第46回衆院選は、自民党の予想以上の圧勝・民主党の予想以上の惨敗でした。「公約破棄」「政局優先」「12党の乱立」など政治の混迷に、“どこへ入れたらいいのか分からない!”
…というのが消極的選択や、投票率過去最低に。全うな政治の復活を期待したいですね。
さて、昨日は愛知県芸術劇場大ホールで、第九&由紀さおりコンサートを聴きに。300人以上の市民合唱団で良かったです。家内も3回目の参加でした。
私も、男声合唱団・サカダンで今週末23日(祝)に、栄のナディアパークのクリスマスイベントで30分ステージが2回あります。いよいよ年の瀬を感じますね。
■今日のテーマは、『消費者の選択肢は3つ』
モノを買う時、消費者には3つの選択肢があります。
①商品、またはサービスをあなたから買うという選択肢
② 〃 他の人から 〃
③何も買わない選択肢
成長時代や、消費に飢えていた時代は選択肢③はなく、①と②だけを考えれば良かった。「今日は売り出しで安いよ」「今買わないとなくなるよ」がお客さんへのアピール・説得材料として効きましたし、それで売れました。
バブル崩壊から20年。色々な市場が3割以上縮小しました。数量はそこまで縮小していませんが、額としてはそこまで縮小しました。
今や、消費者は必要なものは一通りもっており、商品・サービスに対する情報は売り手を凌ぐ場合もあり、金銭感覚も磨かれています。なかなか簡単には買いませんし、③の買わないという選択もします。
よって、販売する商品やサービスに値段以上の価値があることを伝えなければ、お客さんにとって有益であることを伝えなければ、売れない時代になりました。逆に言うと、そういう方向に持っていかなければ、レッドオーシャン・価格競争の泥沼にどっぷりということに。
【人は自分に関係のある話・興味のある話は聞く!】
【その商品の誕生秘話やストーリーがあると感情を刺激される!】
【気づいていない価値を教えてくれるお店が欲しい!】
そして、中小企業・個人店にとって、「一回売って終わり」の商売では何ともなりません。上記を定期的に繰り返し、喜んでいただき、何度も利用していただく・リピートしていただく関係性・絆を構築していきましょう!
2012年12月17日(Vol、96)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事