こんにちは、天野晃治(Cozy)です。先週末から少し風邪気味で、自社の風邪薬やドリンク剤を飲みつつ、身体を温める食事内容にしています。季節の変わり目、皆さまもご自愛ください(^^)。
昨日の弊社の朝礼司会は政木君。彼はこの夏、ガンが判明し腎臓を摘出。幸いにもこの秋に現場復帰しましたが、手術後のカロリー制限もあり、体重だけでなく体力が落ち、平熱も下がってしまいました。
加えて先週に風邪を引き、近くのホームドクターへ。そのドクターからの言葉は、「大きな手術をしたのだから、体力回復には10ヶ月ぐらいを考えて」。そして、「十全大補湯を飲みなさい」…と。それを聞いて、手術時から服用をやめていた弊社の十全大補湯ドリンク剤【補全】を再開!1週間たち、「少しずつ身体のポカポカ感が戻ってきている」との話でした。
冷え性・貧血のひどい方、虚弱な人はもとより、彼のような大病後の体力回復期の方にお勧めして、喜んでいただける様にしたいと改めて実感です。
■今日のテーマは、『誰から買いたいか』
消費には、「右脳消費」と「左脳消費」の二つあると言われています。左脳消費は、「必要だから」「選択肢の中で一番いいから」「一番安いから」「一番条件がいいから」…という発想の消費。
一方、右脳消費は、「かっこいいから」「面白いから」「行列店だから」「あの人が使っているから」「あの人が勧めてくれたから」「これが好きだから」…という消費。その人の感性とも言えます。
消費低迷が言われる中、「消費者は価格に敏感になっている」と大手チェーンや量販店がますます低価格化を押し進めています。左脳消費の方向に追随していっては、とても成り立ちませんし、コスト・価格ありきばかりで商売自体も面白くない。ましてや、リピート消費の保証などない!
生活必需品以外の消費が、右脳消費すわなち「モノからコト(体験・体感)」に、「モノからサービス内容重視」にシフトしてきており、「どうせなら、○○さんで買いたい」「これを相談するには○○さんがいい」「○○さんの言うことなら、間違いない」。
お客さんとのそんな関係を築いていくためにも欠かせないのが、【絆作り】と【情報発信】。相談会を開いたり、セミナーをやったり、○○教室をやったり、定期的にミニ新聞を出したり、自店・自社・自分の思いを伝えていったり…などなど。いくらでも考えられると思います。
そして大切なことは、【一度やったら、最低5〜6回は続けること!】。
同じことを5〜6回続けて、初めて思いの半分が通じるとも言われます。タイミングもありますし、その時のお客さんの状況(聞く耳があるか、興味があるか、買う余裕があるか)もあります。そこを我慢できずに、1〜2回やってすぐ諦めてしまったり、あれにもこれにも手を出すとか、ただ売り込むだけ…なんてことになってしまっては、【あなたから買いたい!】にはなり得ません。
2012年10月25日(Vol、81)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事