こんにちは、天野晃治です。どんな秋の休日ですか?
9月も早や折り返しですね。どんな秋になるのか?するのか?
時間はあっという間に過ぎ去りますので、ただ日々流されるだけ・独りよがりのマイペースだけにはならない様、注意したいですね(^^)。
昨日、NHK・Eテレ(以前の教育テレビ)でTVシンポジウム「この春誕生した6年制薬剤師の課題と将来像」をやっていましたね。ご覧になりましたか?
■今日のテーマは、『仕事・商売の根っこ』
番組では、NHKアナウンサーを司会に、NPO法人代表、病院勤務薬剤師、日本薬剤師会役員、医大教授、薬学部教授がパネリストとして、病院・調剤薬局・これからの在宅を含めた薬剤師のあり方への現状認識や提言がありました。その中で…、
●NPO法人代表からは、「調剤薬局は、ただ薬を受けとる場所になっている感があり、忙しいのは分かるが薬剤師には壁の向こう(調剤室)から外に出てきて欲しい。何をやっているか話して欲しい。」との提言が。
●医大教授からは、薬の専門家としての医師との連携への期待(高度医療や在宅などで)が。
●日本薬剤師会役員からは、【地域の健康のかかりつけの場】として、調剤・服薬指導だけでなく、OTCなどの販売や在宅への積極的な関与をしていく必要性についての発言が。
ここで仕事・商売の【根っこ】について考えたいと思います。【根っこ】即ち、経営理念の明文化。皆さんもご存知の例ですと…、
※セブン・イレブンの根っこは、“近くて便利”
※ユニクロは、“あらゆる人に良質のカジュアルを”
※キッザニアは、“楽しく遊べる託児所”
ニッチの例に入っていくと、
※京西テクノスは、保守サポート切れの製品修理・医療機器修理専門
※美容院向け業務用化粧品トップのミルボンは、“教える営業”
われわれは、日々の健康・予防に関する仕事に従事しているわけですが、もう一歩踏み込んで【自分の仕事の根っこ】は何なのか?何のためにこの仕事をしているのか?やっていくのか?
【お客さんの信頼が厚く、なくては困る健康相談店】【ちょっとした心配事を話せる地域の集会場】【価値を伝え、教え、潜在的な需要を気づかせてくれるお店】【いいものなら多少高くても買うという顧客・年配者に受け入れられるお店】【処方箋がなくても気楽に立ち寄れる調剤薬局】へ。。。
2012年9月16日(Vol、70)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事