こんにちは。天野晃治です。先週末は男声合唱団・サカダンでデイサービスの慰問におじゃましてきました。最後は皆さんと一緒に楽しく合唱。終了後は、いつもの長い長い(!)打ち上げが何時間も〜(^^)。
■今日のテーマは、『地域でがっちり』
さて、日曜日朝7時半のTBSテレビ「がっちりマンデー」。私はいつも楽しみにしている番組。昨日は【地元だけで超有名なお店】。八百屋さん、行商魚屋さん、化粧品店さん、子供服・雑貨屋店さんの4件が登場。
①八百屋さん…東京・大森の商店街にあり、値段も安くタイムサービスをやったりしてお客さんが時間ごとににぎわう。またメロンなどは六千円以上の高いのもおくことによって二番目に高い5千円のが売れている。
※子供にはタダでアイスキャンディーをあげる。主人曰く「こうやって、順送りで次の代のお客さんになってくれる」。スーパーではこの小回りは無理!
②行商魚屋さん…あれもこれもでなく、主人が【しっかり目利きしてイイ物(値段は高め)】を仕入れ、軽トラで行商販売。一日10ヶ所ぐらい廻るが、行商販売2代目で付き合いが長いお客さんばかりで客単価も高い(1万円以上とか!)。
※スーパーの魚売り場では一万円出すなんて、あり得ないですよね!この違いは何なんだろう!?
③化粧品店さん…単店売上四国ナンバー1。数名いるベテラン美容部員さんがしっかりとお客さんに【教育販売】する。ちゃんとお肌に結果が出るように、明るく厳しく指導。お客さんの声も、「どうしても手入れをサボりがちになる時に叱ってくれるので有り難い」。
※叱られているのに有り難いって(?)。百貨店の美容部員さんではこうはいかないですよね〜。
④子供服・雑貨屋店の「COSUCOJI(コスコジ)」
…ここは、オラクルひと・しくみ研究所・小阪裕司先生のワクワク系マーケティング実践会のお店としても有名です。とにかく、お客さんとの距離感がめちゃくちゃ近い!楽しいお店【お客さんとお店の絆が強い】。ポイントカードでの特典も面白い(店長のヒゲが剃れる券、子供が2時間店長をやれる券、悩み相談に乗ってくれる券などなど)。
これからの人口が増えない時代にあって、トータル的には市場が縮む時代にあって、しかし(!)お客さんが財布の中身を使い分ける時代にあって、どういう商売の形・お客さんとの関係づくりを目指していったらいいのでしょうか?
【お客さんからの信頼が厚く、なくては困る健康相談店】【ちょっとした心配事を話せるお店】【価値を伝え、教え、潜在的な需要を掘り起こせるお店】【いいものなら多少高くても買うという顧客・年配者に受け入れられるお店】【処方箋がなくても気楽に立ち寄れる調剤薬局】へ。。。
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事