こんにちは。天野晃治です。残暑が厳しい8月も最終週に入りました。
昨日(日曜日)の名古屋・栄地区は「にっぽんど真ん中祭り」と「24時間テレビ」が重なり凄い人出で、熱気とパワーをもらいました(^^)。
■今日のテーマは、『本屋が消える』
さて、昨日の中日新聞の一面記事が「消える本屋」!
街のどこにも本屋さんがない。そんな市長l村が増えている。中部6県でもこの5年で6町l村が“書店ゼロの街”になった。人口の減少・書籍離れ・経営者の高齢化・郊外の大型店による淘汰・インターネット通販の拡大などが、書店が消える主な要因に。
採算が合わずチェーンの書店が撤退してしまう例もあり、全国の自治体の17%が“書店ゼロ”!
今後、“書店のない街”はさらに増えていくのか?『本屋は死なない』の著者・石橋毅史氏のコメントは、
「書店の経営は厳しく、姿を消すのは当然の流れ。しかし、人とのつながりなど、経済的価値と異なる『別の何か』を求める人も増えている。書店はその『何か』を手渡す場所になり得ると思う」。
さまざまな業種店で、同じような光景が見られ、“街”“日常”に少なからずの影響が。。。もっと高齢化が進むと無視出来ないぐらいに!心配です!!
では、経済的価値(いわゆる価格での判断)と異なる【別の何か】とは何なのか?…こんな時代でも、元気に頑張っている酒屋さん・ケーキ屋さん・美容室さん・クリーニング屋さん・花屋さん・和菓子屋さんなどには、【その何か】があります!…買い物の楽しみ、会話の楽しみ、新しいものとの出会いや気づきの楽しみ、お互いの気遣いの楽しみ。。。
では、薬屋さんにとっての【その何か】とは?調剤薬局さんにとっての【その何か】とは?
【お客さんからの信頼が厚く、なくては困る相談薬局】【ちょっとした心配ごとも話せるお店】【お客さんに価値を伝え、教え、潜在的な需要を掘り起こせるお店】【健康にいいものなら多少高くても買うという顧客・年配者に受け入れられるお店】【処方箋がなくても気軽に寄れる調剤薬局】へ。。。
2012年8月27日(Vol、64)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事