こんにちは。天野晃治です。昨夜は私たち夫婦と、下の妹夫婦で大名古屋ビルヂィング屋上のビアガーデン“マイアミ”へ行ってきました。“マイアミ”は私の親戚筋のチタカさんが運営しているのですが、残暑厳しい折の生ビールは格別でした(^^)。
その「古き良き時代の名古屋駅正面の顔」であった大名古屋ビルヂィングも築47年で、ついにこれから取り壊しに。3年後に地上34階の超高層ビルに生まれ変わります。
新しいものもいいのですが、何か古いものとか、文化も残してほしいものですね。。。
■今日のテーマは、『リピートの商売』
さて、この3年にわたり地デジ・家電エコポイントの特需にわいた家電業界がかってない苦境に。大手7社が最小3社に集約される…との声も。『4番打者だったテレビ・パソコン・DVDレコーダーにはもはや頼れない』との談話が載っていましたが、私は“一回買ったら終わりの商売”にも問題があるのではないかと思います。
もはや高度成長期のように、誰もが数年おきにバンバン買い換えるという時代は期待できません。また、せっかくの新製品も次々と新しいバージョンアップ品を発売すると旧品が叩き売り価格になってしまうし、同じメーカー品を買わないので、リピート客を逃がすことにもなってしまう。自動車にも同じことが言えます。
私たちは、毎日・毎月の【リピート商売!】です。健康全般について治癒や体調改善、また若々しくあるために体調や、お肌や歯や毛髪などの日々のケアを通じて、対処や、商品・サービス、雰囲気を気に入っていただき、リピートしていただけるようにする。
厳しい現実の数字ですが、自営業主が1980年代初めから減り続け、この30年で4割も(!)減ってしまった。量販店に押された中小・零細店の廃業と後継者問題。しかし、ここにきて医療・福祉や教育、生活関連サービスなど需要が伸びている分野では個人の起業意欲は衰えていない!
実際、日々の買い物に困る【買い物難民】の増加や、【高齢社会での高まるニーズ】を背景に、商品を携え、高齢の消費者の家へうかがう“移動販売”や“お届けサービス”、“電球一個でも交換訪問”などなど色々な取り組みが始まっています。
そして、小さなことでもリピートとなり、継続的なコミュニケーションにつながり、どうせならという話にもなり、一年で見ると結構な額やお付き合いになったりする。
まさに、『 売上 = ①お客さんの数 × ②お買い上げ額 × ③リピート率 』
通販業界では、“毎月お届けサービス”が強いわけですが、我々もせっかくお客さんとフェイス・ツウ・フェイスの関係でいるわけですから!
2012年8月23日(Vol、63)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事