こんにちは。天野晃治です。今日から8月、今年も早や7/12終わってしまいました。自分の1年の進捗状況はいかがでしょうか?
「人間は楽な方を選ぶ動物です。考える時は進歩的で色々な議論をするのに、さあ実践となると保守的になってしまう。」という言葉がありますが、ジーっ考えているだけで様子見をしているうちに周回遅れ・モチベーションダウンで自分を卑下して終わり…、なんてことはないようにしたいですね。
■今日のテーマは、『リアルとネット』
さて昨日、作曲家の三枝成彰さんが会長を、作家の林真理子さんが会長代行をつとめる「3.11塾(一般社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構)」の名古屋設立会に出席しました。実は、私の所属する栄ミナミ男声合唱団(サカダン)は、有名な六本木男声合唱団(ロクダン)団長の三枝先生のお声がけで5年前に設立された【ご縁】があります。
講演会の中であった話は、東日本大震災は孤児・遺児を2400人も生み出す甚大な被害をもたらした。皆さん、それぞれの立場で寄付活動をされていますが、なかなかその人・状況に合わせた援助の形になっていない。特に、一過性でなく長期間に及ぶ親を亡くした子供たちへの支援は、フェイス・トウ・フェイスで手間をかけないと全然前に進まない…との指摘でした。
よく言われる【リアル(現場)とネット】
ITの普及でネットが便利性とともに、価格訴求も目立つようになり、ネット通販ばやりです。しかし、最近はネット売買でのトラブルもよく聞きますね。私も専門書を買う時や、ホテルの予約などをする時はネットですが、買い物の基本は店舗です。やはり、買い物の楽しみはリアル店舗にあるし、その主人との会話や知らなかったものとの出会いだと思います。
少しばかり前に、フェイスブック講座を幅広くやってみえる坂田誠氏のセミナーで聞いた話ですが、フェイスブックでつながるとか、仕事にも応用するとか言っても、【現場での接触・絆作り】がなければ、所詮は一過性のブームに終わってしまいますよ!…と、何度も指摘をされました。
実際、あるセミナーのフェイスブックグループに入ったところ、いきなり人の家に土足で入ってくるようなアプローチをする人がいて閉口しました。その人のことを知っているとか、話したことがあるとか、人物像をある程度把握できていれば、そういうのもありだと思いますが。。。
超高齢社会を迎える日本。市場の23%を65歳以上。60歳以上を含めれば3割以上を占める現実。総消費額に占めるウェイトは5割に迫るといわれている現実。【現場・地域でなくては困る相談薬局・調剤薬局】へ。。。
2012年8月1日(Vol、57)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事