こんにちは、天野晃治です。暑い日が続きますね〜!今朝、受験生の高3の次女が夏バテと貧血でしんどそうでしたので、弊社の十全大補湯ドリンク剤「補全」をお湯割りで飲ませてきました。皆さまもご自愛を
【熱中症対策】。
ロンドン五輪開幕しましたね。私も学生時代、柔道をやっていましたので“柔道日本!”が気になります!サッカー・重量挙げ・体操・競泳なども始まりましたし、日々繰り広げられるドラマから勇気やパワーをもらいましょう(^^)。
■今日のテーマは、『カフェ市場の競争激化』
デフレ時代の勝ち組と言われ、8年連続既存店売上がプラスの日本マクドナルドが、4〜6月と前年割れし、コーヒー(Sサイズ)の値段を140円から100円に値下げ。そして今月カフェ併設店の1号店を開業。品質にこだわった19種類を用意し、価格はスターバックスより数十円安く設定。
またコンビニも、ここにきてカフェに注力。「コンビニは5万店で市場が飽和する」と言われてきましたが、昨年末で48139店。いよいよ5万店直前に!
コンビニの主要顧客は従来は若年男性でしたが、色々なメニューやサービスの開発で女性や高齢者にパイを拡大してきました。そして、今回のカフェ。
今回のカフェ戦争の本質は、『 売上 = ①客数 × ②お買い上げ額 × ③リピート率』という原則にあって、①客数(もっと言えば客層)獲得と、③リピート(来店頻度)アップ…と、言えます。
私がよく行くのは、スターバックスとコメダ珈琲。スターバックスは、『われわれは人の腹を満たすのではない。人々の心を満たしているのだ』をビジョンに掲げ、美味しいカフェと空間、そしてリラックスした時間を提供しています…【一人時間としては最高!】。
一方、私の地元・名古屋発祥のコメダ珈琲は、シニア層や主婦層の支持が厚い!定番の珈琲とモーニングサービスはじめ、お腹いっぱいになるサンドイッチなどなど。…【知り合いとゆったり過ごせ、しゃべれる喫茶店が少ないといわれる時代にあって、居場所とも言える】。
顧客の価値観が多様化している時代にあって、そして超高齢社会に入っていく中にあって、存続可能な商売の形・提供すべきものは何なのか?
最後に、前々回のブログでも書きましたが、薬局新聞の夏季特集『来るべき薬局機能・薬剤師職能への展望』の中での談話で、
◇高齢社会に突入する中で、“町の薬屋さん”を探せない状況はどうなのか?処方箋がないと入りづらい薬局はどうなるのか?
◇高齢者は病気や薬以外にも、色々話したいことがある方が多い。
◇トータル的に“薬局”として認知してもらう様、今後のあり方を考えないといけない。
2012年7月30日(Vol、56)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会 愛知県医薬品卸協同組合 理事