こんにちは。天野晃治です。一気に「暑い〜!」が口ぐせになりそうな夏本番。弊社でも、連休明けから夏バテ対策のドリンク剤とか、日焼け対策のスキンケアの動きが出てきました。やはり、夏は夏らしくですが、お互いに体調管理には気をつけましょう(^^)。
16日(海の日)は、愛知県芸文でマーラーの「千人の交響曲」を聴きに行きました。なかなかお目にかかれない壮大なスケールで、いくつかの合唱団が一緒になり、この複雑な合唱を見事に歌い上げていました。次回は10年後とも言われていますが、今度は舞台側で…(!)と思います。
■今日のテーマは、『65歳以上のシニア消費が活発』
さて、家電量販店の再編(先月はビッグカメラがコジマを子会社化。先週にはヤマダ電機がベスト電器を買収。)の記事。家電エコポイントや地デジ移行によるテレビ特需の終息に伴う業界全体の業績悪化が主因などといわれますが、デフレ時代とはいえ、家電製品の単価下落は恐ろしい(!)
どうしても現役世代は、子育て・教育費などの負担も重く、日常的な買い物の節約志向が強まっています。大手スーパー各社がそこを目がけて、食品や日用品など1,000品目以上を1〜3割値下げのニュース。まさに、【勝者なき体力消耗戦】になっています。
あの“牛丼戦争”に勝者はあったのでしょうか?エコカーポイントで納車待ち(限られた車種で)が続く自動車メーカー・ディーラーの来年は?…などなど。
そんな中で、先週末の日経の一面記事『シニア消費・脱デフレの芽』。
★個人消費が日本経済を引っ張る。特に65歳以上のシニア層!
★新宿の小田急ハルクの水着売り場の来店客の6割が60代。水中ウーキングなどを日課とするシニア女性が増え、新作の発売日は混み合う。
★年金支給日だった6月15日、イトーヨーカ堂のペット用品の売上は3割増。介護用品は5割増だった。
などなど。
先日のブログにも書きましたが、和田秀樹氏の新書より…
①超高齢社会に入った日本。高齢者市場にもっと目を向けないといけない!
②高齢者は基本的に「安物」ではなく『本物』『ちょっと高級』が欲しい!
③「弱者」のイメージのお年寄りはほんの一部に過ぎない。もっと日常生活を楽しみたい・積極的に暮らしたいと思っている高齢者はたくさんいる!
自店のためにも、コミュニティのためにも、【お客さんに価値を伝え、教え、潜在的な需要を掘り起こせるお店】【健康にいいものなら多少高くても買うという顧客・年配者に受け入れられるお店】【お客さんからの信頼が厚く、なくては困る相談薬局】【処方箋がなくても行ける調剤薬局】へ。。。
2012年7月18日(Vol、52)
天野商事株式会社 代表取締役
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部 協力会