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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局へ(パート13)

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こんにちは。天野晃治です。今日から7月、あっという間に今年も折り返しですね!

市場環境の変化が早く激しいので、だだ振りまわされているだけで何も自分自身が変わっていないまま…、気づいたら周回遅れ(!)ということはない様にしたいですね。☞【自分の習慣づけ!】【環境変化への適応!】

10年前にベストセラーになった「チーズはどこに消えた?(スペンサー・ジョンソン著)」の“大きな波の周期”がまた迫っているような気がします。☞【何に集中し、何をやめるか・捨てるか?】

■なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局とは(パート13) はてなマークはてなマークはてなマーク

さて、先週末6/29の日経流通新聞の一面記事が、「中小薬局争奪戦のウラ〜調剤チェーン・ドラッグ店・医薬品卸〜」でした。

●全国54,000件とコンビニより多い調剤薬局。そのうち9割が中小・個人薬局。

●大手による寡占化が難しい調剤市場にあって、調剤チェーンや収益低下を調剤で補いたいドラッグチェーンが好立地の調剤薬局の買収に動いている。

●薄利体質から脱却を図る医薬品卸も、買収・資本参加に動いており、争奪戦に拍車も。

高齢者人口の増加を背景に、「年間7億枚の処方箋が少なくとも今後10年は伸びる」との声もありますが、同時進行的に医療財政面・消費税の問題〜薬剤師確保や今後在宅医療といった新しい活動領域がのぞまれる問題・課題。

まさに、地場の調剤薬局として、地域に根ざす個人薬局として何に取り組んでいくのか?これは件数増加で患者獲得競争が激しくなってきた開業医も、既に飽和件数を越えている歯科医にとっても同じ問題と言えます。

私も親戚に3人の開業医と、2人の歯科医がいますが、みなさん患者に向き合い、信頼しリピートしてもらう関係作りに腐心しています。

最近では歯科医さんでもシーズンごとにイベントをやったりとか、ニュースレターを送ったりして、だだの患者さんでなく顧客にしていく・絆を築いていく例が増えてきています。

まさに、【その時限りの関係で終わりにしない】。小売とか営業だったら、「とにかく客を集めるだけ」「モノを売るだけ」では、これからの継続的繁栄は不可能な時代環境にあって、【何で選んでもらうか?】【どうやって、何回も来てもらうか?リピートしていただくか?】。

…そして、逆の立場・顧客の立場からすれば、【どういう所なら行きたいか?気楽に行けるか?顔を出したいか?】【どういう薬剤師・スタッフなら信頼できるか?色々と相談できるか?】または、【どういうセールスからなら買うか?耳を傾けるか?一緒に取り組むのか?】

どうせ仕事をやる以上は、大変さを楽しみ、試行錯誤の汗をかき続けていきましょう!

2012年7月1日

天野商事株式会社   代表取締役 

  

栄ミナミ男声合唱団   所属(幹事)

愛知県医薬品卸協同組合 理事

金城学院大学薬学部・協力会
調剤薬局の皆様へ