こんにちは。天野晃治です。週末に名大祭に行ってきました。午前の特設ステージでは選抜されたアカペラグループが8組登場。私の長女は2組目にでましたが、みんなとても上手でした♪。
あと感心したのが、自主的に話し合ってメンバーを変えて歌のレベルの高い人が集まったり、新人がデビューしやすいようにメンバーを混成したりして、一人がいくつかのアカペラグループに参加する点や、その結果として他大学の色々な人との交流が広がる点。
大人になると、どうしても行動範囲(仕事でも、交友関係でも)が狭く限定されていってしまう傾向が強いですが、これは反省事項ですね(^^)。
■なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局とは(パート9)
さて、「大往生したけりゃ医療にかかわるな(中村仁一著)」など、医師によるベストセラー本が注目されています。平均年齢が83歳となった世界最高の長寿国日本ですが、終末期の医療をどうするかという問題は深刻なものになってきています。
文藝春秋6月号の特集の一つは「尊厳ある死」。病院でなく自宅や老人ホームなどの施設で最後を迎えたいと考える高齢者が増えていますが、現状としては在宅死亡率は13%、施設での死は6%まで低くなっているとの事。
現実問題として、「在宅での看取り」「自然な看取り」へはいくつもの大変なハードルがあります。そんな中、医療機関でもさまざまな連携の模索が始まっています。では、われわれ薬屋・薬局にはどんなことが求められるのでしょうか?
日ごろの健康相談においての役割は?コミュニティとしての役割は?物販においても、調剤においても、日ごろの生活においても、【かかりつけ】が必要です。
日本薬剤師会の生出副会長は、「処方箋がないと敷居が高い薬局では、地域医療に貢献しているとは言えない。地域住民が最初に訪れる場所としての役割を担っていかないと、単に調剤室が病院の外に出ただけの機能しか果たせない」と述べ、調剤だけでなく、さまざまな機能が備わっている薬局になっていくことが重要との認識です。
顧客にとって、患者さんにとって、地域住民にとって【なくては困る、悩みを聞いてくれる相談薬局】【定期的に有益な情報を発信しているお店】【定期的に場(相談会。試飲会など)を設けているコミュニティ薬局】【処方箋がなくても行ける、予防・未病にも力を入れている調剤薬局】へ。。。
2012年6月11日
天野商事株式会社 代表取締役
愛知県医薬品卸協同組合 理事
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部・協力会