こんにちは。天野晃治です。6月も残り1週間となりました。
先週末に弊社の営業マンが疲れと不注意で大きな追突事故を起こしてしまいました。不幸中の幸いにも、彼も相手の方も大事にはいたらず、とりあえずホッとしています。一瞬の不注意で誰にも起こり得る事ですので、皆さまも運転にはご注意下さい。
■なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局とは(パート11)
さて、先週末の夜に薬業関係・大学関係中心の、ある仲間の会に誘ってもらい参加しました。出席者は、薬学部の教授お二人(一人は私の大学の同級生)、ドラッグチェーンの役員・幹部の方2名、臨床研究所代表、OTCメーカー社長、そして私。
色々ざっくばらんな話が出ましたが、薬学部関連では、6年制薬剤師の第一期生が出てきた中で、大学としてはアカデミック・研究の方をもっと力を入れたい先生がいる一方で、国家試験の合格率や実務実習(病院・調剤薬局での)の方に時間が取られている・重きが置かれてしまっている話など。
また、ドラッグチェーン関係の話では、「ドラッグストアはもう伸びないぞ。」「むずかしいものは売れないぞ。」という指摘がされる中でも、出店計画を進めざるを得ない話など。
結局のところ、それぞれが同じ土俵で争っている中で、【どう差別化していくか?】【何をアピールしていくか?】という事がポイント・分かれ目になっていく…。
そういえば、先々週の日経ビジネス6/11号の特集は「今こそ、日本で稼ぐ!」。
●「少子高齢化で市場全体が伸びない」「低価格志向で値上げできない」「われわれの業界は市場が縮小している」など国内市場に対する悲観論が蔓延していますが、本当に全ての会社・お店がそうなのか?
●「日本市場が伸びないを疑え!」…こうした時代にあっても伸びている企業は、中小でも多々ある。そして、それらの会社は【やや高めの価格帯】、【単価アップ・値上げ】、【リピーターが増大】を根気よく続けていること。
時を同じくして、デフレに強いビジネスモデルで成長を続けてきた「マクドナルド」「すき家」「ユニクロ」がともに5月の既存店売上高が10%ダウンしたことがニュースになりました。
では、われわれは???
2012年6月25日
天野商事株式会社 代表取締役
愛知県医薬品卸協同組合 理事
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)
金城学院大学薬学部・協力会