こんにちは、天野晃治です。快晴で過ごしやすい週末でしたね。多数のプロ・アマが参加しての今年の栄ミナミ音楽祭が終わりました。所属する栄ミナミ男声合唱団（通称・サカダン）も、オヤジ達の力強く楽しい合唱ステージを２回おこないました。

■なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局とは（パート５）　

さて先週末に、家電量販大手ビックカメラによるコジマの買収という大型再編のニュース。家電エコポイントとテレビ特需の反動が直撃している家電業界ですが、同じようなことがさまざまな業界で同時進行しています。

２極化が進んでおり、業界○位であろうと、たとえトップ３に入っていても、存続と利益の保証が全くなされない現実。一方で、たとえ規模は中小零細レベルでも独自の強みを築き上げ、日々その強みを磨き努力を続け、存在価値を発揮している会社・お店が多々あります。

先日、高反発マットレス「エアウィーヴ」で有名なウィーヴァジャパンの高岡社長に勉強会で久しぶりにお会いし、色々とお話を聞きました。５万〜１０万円するマットレスですが、こだわりの品質（耐久性、寝返りが楽で朝までしっかり眠れ疲れが取れる、水洗いができる等）でオリンピック選手団などでの評価が非常に高く、何年も苦労したが一昨年から企業業績はすごい伸びに転じたとの事。

社長いわく、「商品がいいのは当たり前。あとはいかにその良さを伝えるか！そして名を知られるようになるかだね！」。有名スポーツ選手に使ってもらったり、置いてもらい先に営業を集中したり、情報発信を常に意識し経費をかけています。一方で、「中途半端な商品説明しかできない営業マンはかえっていない方がいい」と営業は４人だけの徹底ぶり。

自分・当社はどうかと考えると、中途半端なままであったり、数回やっただけで結論を決め付けていないだろうか？同じ事をただ漫然とバラバラで繰り返していないだろうか？「忙しい、難しそうだ、力がついてからやろう」という理由づけて逃げていないか？…など、反省すること多しです！【情報発信！】【実践！】【継続！】をいかに全員の足並みを合わせてやれるか。

「成功の秘訣は、コツコツコツコツ、３年・５年・10年・30年…決してあきらめず、やり続けることにある」という言葉あります。

顧客にとって、【なくては困る、悩みを聞いてくれる相談薬局】【定期的に場（試飲会・ちょっとしたセミナー、お耳の相談会など）を設けているお店】【お客さんにとって有益な情報を常に発信しているコミュニティ薬局】【処方箋がなくても行ける、物販にも力を入れている調剤薬局】へ。。。

2012年５月14日

天野商事株式会社 　　代表取締役　

愛知県医薬品卸協同組合 　理事　　

栄ミナミ男声合唱団 　　所属(幹事)