こんにちは。天野晃治です。今日から5月。弊社のゴールデンウィークは暦通りですが、大学2年の長女は何かと予定だらけで(!)忙しく、次女は受験生。ちょっと外食に行くのと、今月12日の栄ミナミ音楽祭で2回歌うのでその為の合唱練習、あとは家内と映画を見に行くのと、本を2冊ぐらい読む程度になりそうです(^^)。皆さんはいかがですか?
■なくては困る相談薬局・処方箋がなくても行ける調剤薬局とは(パート3)
さて、先月末に大衆薬のネット販売を認める東京高裁の逆転判決がありました。今後の厚労省の対応次第ですが、ネット通販企業は当然ながら歓迎の声。現在、「楽天市場」だけでも第3類や医薬部外品を取り扱う企業・ドラッグチェーン・個人店舗が約900社も出店。今回、大幅解禁になれば参入企業は一気に増えるのは必然です。
…ということは、間違いなく価格競争は激しくなる!消費者にとって、便利性が高まる一方で、目的買いの商品については、価格以外にない!ネット社会の本場アメリカでは、家電量販最大手の店頭価格よりアマゾンの方が安いものが多いのと話。
さまざまな市場で2極化が進んでおり、どうしても成長市場・大きな市場には、大企業が入ってきて結局、価格競争・規模の競争になり、同じことをやっていては中小・零細ははじかれてしまいます。
【自分・自社の強みは何か?】【あれもこれも(特長なし)では差別化にならず厳しくなるので、2〜3年後に向け、何に取り組んでいくのか?】
『大型店からお客を取り戻す“3つのしかけ”』の山田文美氏(地域商店再生コンサルタント)によれば、
●お客さんが付き合いたいと思うのは、“自分のことを知っているお店”、“押し売りされたと思わない、情報を手に入れた感がある、自分で商品を選んだ感もあるお店”
●お客さんとの絆・関係をつくるために、情報発信を続ける。商品だけでなく、自分を知ってもらう。
●その上で、商品をお勧めする時は価格の高い商品から順に勧める。プロとしてよい商品を勧めることが、大切でお客さんの懐具合を勝手に決め付けてはいけない。
顧客にとって、【なくては困る健康専門店】【定期的に有益な情報を教えてくれるお店】【定期的に相談会・試飲会をやっているお店】【処方箋がなくても行ける、物販にも力を入れているコミュニティ薬局】へ。。。
2012年5月1日
天野商事株式会社 代表取締役 愛知県医薬品卸協同組合 理事
栄ミナミ男声合唱団 所属(幹事)