こんにちは。天野晃治です。春間近ですが寒い日が続きますね。
この週末に、勉強会のメンバーが経営する三谷温泉・平野屋さんにメンバー9名で行ってきました。久方ぶりの温泉と美味しい料理と、楽しい仲間との宴会を堪能し、「たまには温泉もいいな〜」と実感。
ちょうど春休みの週末でかなり混んでいました。ただ、通常日の厳しい現状の話もうかがいました。
■商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局へ』(パート16)
さて、一つのビジネスモデルが昔は30年だったのが、今では15〜20年しかもたなくなっている現実。
そして、『 売上 = ①客数 × ②お買い上げ額 × ③リピート率』という原則。
上記の旅館業界も、高度成長時代は大きな投資をして、本館・別館を建て増し団体を呼び込んでいたのが、
時代の変遷と共に企業の慰安旅行など団体客が減り、ファミリー層やシニア層・夫婦旅行客・日帰り温泉客などを受け入れるなどの手を打ち、リピート客を増やしていかないと厳しく、新たな投資をできない悪循環に陥ってしまっている現実。
一方で、最近は10〜20室の小さな、でも高品質のもてなしでリピート客が多い中〜高価格帯の旅館も増えています。
先日オープンした食品ディスカウントストアの「きゅうり17円」「キャベツ37円」「レンコン57円」の驚きの激安価格の記事を読みました。厳しい時代にあって、消費者にとって安いのは有難い話。しかし、最近の安いのは当たり前のランチ弁当、そして家電まで。。。
ちょっと異常に思える安さ。大手チェーン本体はそれでも、それなりの利益が出るのでしょうが、生産者・納入業者は?現場は非正規社員中心で疲弊するばかり?…これが、まわりまわってと、記者の心配な弁。
日経ビジネス3/26号の特集は「さらばデフレ消耗戦。安ければいいが国を滅ぼす」。
少子高齢化にあって存続可能な商売の形とは何なのか?地域に密着し、顧客・地域にとって【なくては困る存在】
【欠くべからざる存在】へ、何に日々取り組んでいくか?
2012年3月26日