医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局へ』・パート15

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こんにちは。天野晃治です。3月も中旬を過ぎましたが、まだまだ風が冷たいですね。

先ほど、(社)名古屋薬業倶楽部の総会・講演会に大村秀章愛知県知事をお招きし、地域医療再生計画などの話をうかがいました。相変わらず元気でエネルギッシュな語りでした。

■商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局へ』(パート15) はてなマーク

さて先週、東京ビッグサイトでの健康博覧会に行ってきました。何社か既知のメーカーさんも出展なさっていました。

そこで感じたことを少し。。。まず一つ目は、いつものことながら健康食品のブーム品や人気素材については、きっちりとエビデンスや分析表・データがしっかりしている先と、残念ながらこちらの質問にアバウトな返事先があること。弊社も新製品を考えていく上で、ここは「くすり屋」としては、原則です。

二つ目は、美容やエステ業界向け品などでは、「えっ!?」という高額品がある一方で、市場環境が厳しい中、健康食品では低価格化傾向があること。一時はテレビ通販で結構売れていたダイエット食品の会社のブースでは、期間中半額との表示も。。。確かに、最近は、新聞折込みやテレビ通販で「初回半額」とか、「お試し1週間分無料」などの文言が溢れかえっています。どうしても消費者が引き気味になっているので、さまざまなオファーや問い合わせをいただく手立てが必要になっている証しです。

ならば、店頭からはどんなアプローチをしていったらいいのでしょうか?よく言われることですが、

【人は自分の気になっていることしか聞かない・見ない!】

【お客さんと頻繁にコンタクトを取ることの大切さ!】

【お客さんの気づいていない価値・買う理由をいかに示すことが出来るか!】

【実は、人は自分の潜在的な需要に気づいていないことが多い!】

ドラッグストアの売上の大半がセルフ販売となりOTC・健康関連の売上構成比が下がっている中で、逆に個人店さんは限られたお客さんに何が提供出来るか?低価格品ではなく、中〜高価格品(もちろん、内容の伴った)を頑張っていくのなら、どういう提案・試供品の使い方をしていくのか?何で、お客さんにリピートしていただくか?調剤中心のお店ではどうなのか?

大学の卒業式の時期となり、いよいよ6年制の薬剤師も社会に出てきます。

2012年3月19日

天野商事株式会社   代表取締役 栄ミナミ男声合唱団   所属

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