こんにちは。天野晃治です。まだまだ寒い日が続きますね。
この週末に、「はやぶさ 遥かなる帰還」を見てきました。計画から20年、打ち上げから惑星イトカワへの往路、そしてサンプル採取〜復路での3年の帰還延期と消息不明〜さまざまな苦難の中、ついに通信回復〜最後のミッション。
壮大なドラマ、限られた予算・逆境の中でそれを支えた幾多の人間模様、宇宙のスケールに感動しました。皆さんも是非、映画館へ足を運んでください。
■薬剤師の将来は?・パート5
その後、松坂屋名古屋本店へちょっと寄ったら、大改装前のセール中。メガネ売場では結構高額なフレームが多かったのですが、割引セールということで、中高年のご夫婦でにぎわっていました。4月には低価格ファストファッションのH&Mをオープンさせる松坂屋ですが、全ての価格帯をおさえられるのでしょうか?
低価格と高価格の両立はどうなのでしょうか?お客さんは百貨店には何を求めているのでしょうか?
同じ観点から、お客さんはわれわれに何を求めているのでしょうか?
その夜、薬学部の同級生5人と久しぶりに一杯飲みました。ヘルスケアメーカーの営業部長、漢方薬局経営、調剤薬局経営、病院勤務の薬剤師の顔ぶれでした。年齢から来る話(一人は2年前、癌に。)から始まって、昔の話、そして商売・薬剤師の話へ。「今後は個人店はどうなっていくのか?」「今後は調剤も厳しい。」「6年制が出てきてどうなるのか?」などなど。。。
旧来の業種としてのくすり屋さんの現状の厳しさ。業態として拡大してきたドラッグストアの飽和状況。そして政策に乗って、順調に成長してきた調剤薬局も財源の問題もあり、医療費増大で今後も成長は続くでしょうが、中味は?処方箋オンリーでやっていけるのか?
どういう形態としての、どういうスタンスとしての相談薬局・調剤薬局が求められるのか?もっとシンプルに言えば、「どういう薬剤師・どういう人間像が求められるのか?」
5年後の為に、今から何をやっていけばいいのでしょうか?
2012年2月13日