こんにちは。天野晃治です。まだまだ寒い日が続き、インフルエンザA型・B型が混在した流行期、ノロウイルスの集団感染のニュースも多いですね。
私が所属する栄ミナミ男声合唱団(サカダン)の5周年記念コンサートが、次の日曜日に迫ってきましたが、毎週1〜2名インフルでダウンして休んでおり、戦々恐々です。。。
■商売、そして顧客から見て『なくては困る薬局・薬店・調剤薬局とは』(パート12)
さて昨日、文藝春秋の3月号を読んでいましたら、日本がまだ高度成長・繁栄を謳歌していた37年前の朝日新聞の一面に載った衝撃論文「日本の自殺(予言の書)」が再掲載されていました。
その当時から見た日本の過度な平等主義や福祉政策の弊害予言や、豊かさ・便利さの代償としての現代人の幼稚化(考えるチカラの弱体化)傾向。そして、ちょうどその年に赤字国債発行が始まったこと。うーん、その予言があまりに現実味を帯びており、議論だけでただ流される・先送りしている怖さ…(!)。
そんな話にもつながりますが、会社は時代適応業。どうしても「会社の寿命」や「事業の寿命」はありますので、いかに時代に合わせて変革していくか? 先を見て、次の種まきをしていくか?…ですね。
ただ、いかに今ブームだから・時代の要請だからと言ってそれに乗っかっているだけでも怖い。地デジ特需で賑わった薄型テレビは、反動で価格が急落し40型が4万円を切る“たたき売り(!)”状況のニュース。しかも、一度買ったら次は何年後の買い替えでしょうか?5年?いや、10年近く?
メガネ小売り業界3位のメガネスーパーが債務超過との記事を見ましたが、メガネも価格競争が激しい。業界としては3年に一度の買い替えを期待しているそうですが、実際どうでしょうか?必要だからかけている人(私も含め)は次の購入まで5年以上?
「 売上 = ①客数 × ②お買い上げ額 × ③リピート 」 という原則にあって、われわれの商売は、『リピートの商売』です。
お買い上げしていただき、気づいていない価値を教えて喜んでもらい、何年〜子供の代まで続くリピート客になっていただく。その間、忘れられないように関係維持に努め、親密な絆を深めることを根気よく続けていく。
ご承知の様に、“買い物難民”“コミュニティの必要性”が色々な所で言われています。男声合唱団のメンバーで、店舗デザイナーとしても著名なK氏も、商店街や地域活性のお手伝いをしているとおっしゃていました。
商売をして成り立ち、かつ地域・お客さんにとって「欠くべからざる存在」「なくては困る存在」になっていく為に、
今までのやり方に加えて、何ができるでしょうか?どこかでジョイントできることはないでしょうか?
2012年2月20日