こんにちは。天野晃治です。この週末に、所属する男声合唱団で来年2月に開催する5周年記念コンサートに向けての合宿がありました。1日半で計12時間もの練習でしたので、持ち込んだ弊社のドリンク剤は好評でした。
ただ、歌のレベルのみならず、基礎体力の欠如を痛感するほど(!)ヘトヘトになりましたので、「しっかりした運動」という新たな習慣づけをしないと。。。
■商売、そして社会的インフラとしての「くすり屋」とは(パート10)
さて、ドラッグマガジン11月号に掲載された「東日本大震災からの教訓として、気仙沼市民病院外科科長と、宮城県薬剤師会会長兼日本薬剤師会副会長の生出氏の特別対談」を読んでいましたら、関係者の苦労と尽力への感謝と共に、問題提起も。
◆市立病院周辺の薬局薬剤師は、自店の復旧を顧みずに応援してくれた方々も。
◆店内がぐちゃぐちゃでも、生き残ったお店のほとんどが開けてくれたが、開業医が「この状況では診療できない」と医院を閉めてしまうと、薬局も閉めてしまう残念な薬局が一部見受けられた。薬局という独立した診療提供施設なのだから、地域住民の方々に何かできないかと考えて、開けていてほしかった。
◆今回は、調剤だけしている薬局では、地域医療に貢献できないとつくづく思いました。OTCもティッシュもマスクも水も色々扱っている、いわゆる「町の薬局」じゃないとなかなか対応できなかった。
このブログでも、何回か紹介している「高齢者の激増」、「コミュニティの重要性」。そして、「今や600万人とも言われる買い物弱者。田舎・地方だけでなく、都心部でも!」。
今回の記事を読んで、『地域・顧客・患者さんにとって求められる薬剤師は? くすり屋さんは?』ということを改めて考えさせられました。
商売として成り立ち、かつ地域・お客さんにとって「欠くべからざる存在」「なくては困る存在」になっていくために、今までのやり方に加えて、何ができるでしょうか?身近なところから、どんなことだったら、まず3ヶ月続けられるでしょうか?
2011年11月7日