こんにちは。天野晃治です。一気に寒くなりましたね。平成23年も10月になりました。「今年もあと3ヶ月しかない。結局何もしていないな〜。」でしょうか?それとも、「あとまだ3ヶ月あるから、何とかするぞ!」でしょうか?
■商売、そして社会的インフラとしての「くすり屋」とは(パート8)
次女が通う金城学院のPTA講演会に、昨年の聖路加国際病院の日野原先生に続き、今年は姜尚中(カン・サンジュン)先生がいらっしゃいました。政治学者としても著名で、テレビ・新聞など幅広く活躍され、ベストセラーになった「悩む力」や「母・オモニ」を読まれた人も多いのではないでしょうか?
『受け入れる力』と題して、姜尚中(カン・サンジュン)氏は、
◇「リーマンショック」「東日本大震災」など不確実性の時代、予測不可能な時代にわれわれはいる。
◇戦後、「明日は今日より良くなる」と何も疑わずにやったきたのが、「明日が分からない」「不動の価値が見つけにくい」時代になった。
◇毎年3万人もの自殺者が出ている日本。
◇受け入れる力とは、耐える力。
◇そして、今を一生懸命生きることが、受け入れる力をつけ、生きる力をつける。
また、人の記憶に残る業績を残した人が必ずしも、人生が幸福だったとは言えないこと。例として、夏目漱石やトルストイの名前などを挙げられました。
私も皆さんも、当然幸福になりたいわけですが、悩みのない人生はありません。「何で、自分は真面目にやっているのにこんな目にあうんだ!?」ということがある一方で、「あ〜、家族みんなが元気で幸せだ」「何だかんだいっても頑張らないと!」。まさに、『生きる力・悩む力・楽しむ力!』ですね。
少子高齢化で小商圏の時代になりつつあるこれからを見据え、商売として成り立ち、お客さん・地域の人にとって『欠くべからざる・なくては困る存在』へ、頭の中で終わりにせず、実践と継続を【まず、3ヶ月!そして、それを繰り返して自分の新習慣に!】
お互い、前向きな試行錯誤を続けましょう。
2011年10月5日