こんにちは。天野晃治です。また大きい台風が来ており、心配ですね。この3連休に小田和正のコンサート(ナゴヤドーム)に行ってきました。オフコース時代〜往年のヒット曲、そして最近の人生観のこもった“しっとり”した曲まで盛りだくさんのロングコンサートでした。その間、一周500メートルの特設通路を走り回り、往年の綺麗な声のままで聴衆に歌いかけ、手を振る小田和正はとても64歳(!?)とは思えぬパーフォーマンスでした。本当に20歳若いぐらいの姿勢を見せつけてくれ、「ガツンと!」パワーと元気をもらいました!
■薬剤師の将来は(同窓生との話) ・パート2
この3連休に年一回の名城大学薬学部同窓交流会がありました。そこで、『来年3月に6年制の一期生が出てくる薬剤師の今後』、『調剤薬局の今後』など色々な話が出ました。
少し先輩にあたる就職担当の教授からは、「学生から、10年後の薬剤師はどうなっているでしょうか?…という質問をよく受ける」という話。分業率が70%を超える県で調剤店を店舗展開している後輩氏からは「新規の話が少なくなってきているので、今後を見据え要介護者の相談・宅配に取り組んでいる」との話。
そして、「ここしばらくは恵まれ過ぎてたけど、もう薬剤師免許を持っているだけでは、通じなくなるね。」との話。
そんな中で、前向きな話として、「今までは処方箋を待っていれば良かったけど、5年後・10年後を考えると、『こういうことをやっています』とか『こういうことを提供できます』というアピールをこちらから患者さん(=お客さん)にしていかなくてはいけない!」という声や、その方法としての「健康フェア・相談会の実施」「処方箋がなくても来店してもらえるお店(物販やサービス利用のために)」などなど。
高齢で日常の買い物にも困る買い物弱者が増えている中で、スーパーなど大手が宅配に乗り出したり、狭小商圏向けの小型店を出店したり、牛乳配達しながら独居老人の安否をそのつど確認する事業が広まったりしていますが、われわれにもそうした事が出来ないだろうか…?かかりつけ調剤薬局として、処方箋対応だけでなく、色々な面で『かかりつけ』になれないだろうか…と、思いますし、いろいろ試行錯誤していく時期になってきているなと、思います。
2011年9月20日